子供たちは可能性の塊です!

進学実績の高い大手塾でも、学生講師の個別塾でも、ただ通っているだけで成果につながらなければ、はっきり言って無駄金です。

では、教育における成果とはそもそも何を基準に判断されるものなのでしょうか?

小・中学校での小テストや定期テストの得点でしょうか? それとも学習意欲の向上や、社会に出たときに役に立つ本物の思考力? ご家庭によって重点の置かれ方は様々でしょうが、共通して言えるのは「お子様の未来のため」であるということです。

これまで私は、大手進学塾で実に千人以上の保護者の方と面談を行って参りましたが、その中で保護者様が口を揃えて言われるのは「どんな時代が来ても、自分の子供にはしっかり生き抜く力を身につけさせたい」という強い想いでした。

現在の学校教育でもアクティブ・ラーニングなど実践力を養う工夫が為されてきており、それに準じて入試問題にも徐々に変化が現れてきています。しかし、実際の中学校での定期テストなどはまだまだ前時代の踏襲から抜け出せておらず、子供たちは皆、形式的な受験学習を強いられているのが現状です。何より問題なのは、子供たちがそのことに気づいてしまっているという事実です。小・中学生の学習意欲が年々低下していると言われるのも、自分たちの望む学習と上から押し付けられる教育とが乖離してしまっているためです。

そんな子供たちが再び意欲をもって学習に取り組むためには、まず「わかる」ことの喜びから学習の楽しみを再認識することによって、「やらされる勉強」から脱却させてあげることが第一歩となります。「わかる」という自信ができて初めて、教科書のその奥に潜む本質を「知りたい」という意欲が芽生えてくるからです。その上でさらに、子供たちの整理力・解析力・発想力・判断力・実践力を伸ばしていくためには、眼前の世界をしっかりと対象化して自らの人生を見据え、常に「自分の未来像を実現させる」ことをイメージしながら歩き出させてあげることが肝要なのです。

子供たちは可能性の塊です。何よりもまず保護者の方が、お子様の可能性を信じてあげて下さい。保護者の方と共に、その可能性をさらに拡げ、二人三脚でお子様の輝かしい未来を実現させていけることを心より願っております。

                                 「個別指導の輝塾」塾長  西川 達也